中央情報隊

2001年9.11同時多発テロ以降自衛隊でも情報収集機能の強化を求められて発足したのが中央情報隊です。
その内情は詳しいことは公表されていないのですが、隊員の編成定数はある程度明らかになっています。
隊本部・本部付隊(約50名)
中央情報隊の管理および他の部隊や機関に対しての窓口業務を行っています。
会社で説明すると、経営企画室や庶務、経理なんかを担当する裏方業務と思ってください。

基礎情報隊(約100名)
国内外の公刊情報資料を収集しています。

情報処理隊(約40名)
各種情報資料を収集して、それを集約し分析しています。
情報は集めるだけでは使用に耐えませんなので、集めた後にその情報の信用度を確かめたり、使えるように加工したりして初めて情報に価値が与えられます。

地理情報隊(約360名)
主に国内外の地理情報を収集し、地誌を作成する。
自衛隊が活動する上で、その地の情報というのは絶対的に必要です。
それはすなわち敵の情報を集めるのと同じ働きがあります。
ヒトラーがベルリン・オリンピックで聖火ランナーを走らせるという口実を使い、他国の地理情報を入念に調べさせたのも地理情報が軍事活動においてかなり重要な意味を持つという認識のもとです。

現地情報隊(約50名)
陸上自衛隊の部隊を海外に派遣する際に、現地で情報収集や分析を担当する。

中央情報隊は英語名では、ミリタリー・インテリジェンス・コマンド。

特に注目して欲しいのは現地情報隊です。
これまでPKO活動に従事する際自衛隊は独自で情報を集める手立てを持っていませんでした。
これまでは共に活動する友好国から一方的に情報をもらっていたに過ぎませんでした。
それが今回の現地情報隊の発足のお陰で、独自の情報収集分析機能がつきました。
実際海外派遣ではなんの情報も持たずに戦地に赴くようなものだったので、
これだけでもかなりの進歩だと言えます。

この中央情報隊に入ろうと思うと、並大抵の頭脳・体力を強いられると思います。
詳しいことは自衛隊内部にいてもわかりません。
上の情報はすべて公開情報なので、ネットや自衛隊広報ホームページを調べれば出てくる情報なので、より詳しく知りたい人はネットで探してください。

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